紅ノ剣士 | ・・・ そうとしかおもわねェ |
割れたピース | これだから浪人は・・・ |
紅ノ剣士 | 結局この世界は歪なんだよ |
紅ノ剣士 | 狂人は一発で死んでいたってね |
紅ノ剣士 | おつかれ |
割れたピース | やっぱり・・・ |
紅ノ剣士 | 俺はたまたま この「世界」で「狂人」 という役目を請け負っただけ・・・ イアの方が、向いているのかもなァ 狂人 という役目にゃ |
紅ノ剣士 | ようじょの野郎が勝てなかった時は・・・ ケッ |
司書 エレン | イアさんは… たまに図書館で見かけたけどいつも何処か薄ら笑いを浮かべていて少し怖い印象があったのよね、 もしかしたら本当の狂人は彼だったのかも… |
紅ノ剣士 | この村のタメにゃ死んだほうがよかったのかもなァ |
紅ノ剣士 | 俺は所詮アタマの狂った人間 |
司書 エレン | もう、浪人生さんを守る事は出来ないけれども… 生きていて欲しいな… 図書館で勉強する姿、私見てたから。 |
紅ノ剣士 | なんか 俺よりイアの野郎の方が狂人らしいぜ… |
紅ノ剣士 | で、結局俺の刀は見つからず終いかよッ |
司書 エレン | 良かった、私が見つけた本…役に立ったみたい |
紅ノ剣士 | 成るほどなァ ようじょのヤツ、そこまでやってるかどうかは兎も角とし、 上手ェな |
司書 エレン | ピース、それが平和の意味ならば… 割れたピースは平和の終わりを告げているのかしら |
紅ノ剣士 | 一応、お前が狩人だった訳で、狩人はいねェ ・・・どこまでいけるだろうかねェ |
紅ノ剣士 | ケッ、まァ その可能性も見えねェ事はねェが アイツがどこまでだましきれるか それが出来なければ… アイツはそれまでの狼だって事だ |
司書 エレン | どうかしら、今は上手く立場を利用しているけど… あんな男の人たちばっかりだったら、もしかしたら守ってもらえなくて逆に疑われてしまうかもしれないわね |
紅ノ剣士 | 魔法の力を持つヤロウは 最初に死んでるしなァ |
紅ノ剣士 | 俺は死んじまったが・・・ ようじょのヤロウが勝てるならかまわねェ |
紅ノ剣士 | ケケッ、俺は狂人だぜ |
司書 エレン | まぁ、貴方頭がおかしくなった方だったのね |
紅ノ剣士 | 史書エレン、おつかれだな |
紅ノ剣士 | まァ 俺の死がヤツの勝利につながるなら この世界で与えられた役目にはじねェが・・・な |
紅ノ剣士 | ケッ まァいいぜ 占い師は… いねェからなァ |
紅ノ剣士 | おいおい ようじょ だったのか 俺の主人 |
紅ノ剣士 | ぐほァッ!!! |