| 魔法少女アオバ | ……言えるかな、私 |
| 少年マッカート | いこう、ユキサさんの所へ |
| 魔法少女アオバ | ……マッカート、君 |
| 少年マッカート | 傷ついても、君は一人じゃないんだから |
| 謎の少女ニーア | さて･･･その辺りに関しては、ボクはなんとも。 |
| 少年マッカート | アオバちゃんに好かれた責任ぐらい、とって貰おうよ |
| 少年マッカート | 困らせてやりなよ |
| 魔法少女アオバ | …………その方がいいかもしれない。ためこむよりはいいかもしれない。 でも、……こんな感情をぶちまけたところで、ユキちゃんはきっと困るだけだよ |
| 少年マッカート | それは素晴らしく綺麗じゃないか |
| 少年マッカート | 嫉妬するほど、君はユキサさんが好きなんだ |
| 少年マッカート | 嫉妬が醜いだと誰が決めた？嫉妬は、ね。本当にその人を愛している証拠なんだ。 |
| 謎の少女ニーア | そうかな？そうやって真摯に一人のことを思える･･･それは素敵なことだと思うけれどね。･･･まぁ、その辺りの感情が理解できない僕が何を言っても、キミには効果が無いかもしれないけれどね･･･フフフ |
| 少年マッカート | >>アオバ 僕は、そうは思わない。君は素敵な感情を持つ、素敵な女の子だ |
| 少年マッカート | 今からでもいい。それをぶつけてみないかい？僕が傍にいるよ ぶつけて、ユキサさんに全て吐きだして、見たらどうかな？ 黙って、飲み込むなんて、その感情が可哀想だ |
| 魔法少女アオバ | >>マッカート ……これが素敵な感情？ 嫉妬だけの真っ黒な感情だよ。 綺麗な物じゃないよ。醜いだけだよ |
| 謎の少女ニーア | ･･･恋愛か。ボクには理解できない感情だよ･･･おや、コレはボクは羨ましがっているのかな？ |
| 魔法少女アオバ | 好きなのに、こんなに好きなのに……！ どうしてあの笑顔はこっちを向いてくれないの……！ 私を見てよ！ クロナちゃんじゃなくて、私だけを見てよ……！ |
| 少年マッカート | >>アオバ （泣くアオバを優しく抱きとめる）直ぐに諦めなくてもいいんだ。好きでいてもいいんだ。君の気持は本物だから、それは素敵な感情なんだ。 |
| 謎の少女ニーア | ただ、コレ、実はサエジマ君がシャドウっていうパターンもあるんだよねぇ？ |
| 魔法少女アオバ | >>マッカート …………う、うぅぅぅぅぅぅ（ひざか崩れ落ち泣きだす） |
| 少年マッカート | 自分だけを見て欲しい。それは恋する人なら、誰でも持つんだ。僕だって、そんな感情を抱いたことはある。それは悪いことじゃないよ |
| 謎の少女ニーア | フフフ･･･しかし、まさかあの単純で感情に従ったままのサエジマ君に、あながち間違っていないことを言われるとは思わなかったよ。いやいや、愚者故の直感、愚者の可能性と言うのもバカにはできないね |
| 少年マッカート | 我儘なんかじゃない。君は優しい女の子だ。好きな人の為に頑張れて、好きな人の為に涙を流すことが出来る。優しくて、可愛い女の子だよ。アオバちゃん |
| 謎の少女ニーア | へぇ？またかい？シャドウは本当に牙ついているのかな？ |
| 魔法少女アオバ | （ニーアさんお疲れ様） |
| 魔法少女アオバ | それでもやっぱり、満足できずに「私だけを見てほしい」なんて、わがままかな 我がままだよね（アオバの目から、涙がこぼれる） |
| 少年マッカート | （ニーアさんお疲れ様です） |
| 謎の少女ニーア | ･･･やぁ、お疲れ様。お陰で僕も入院患者の仲間入り･･･というわけだね |
| 少年マッカート | 誰も君を怒らない。誰も君を責めないよ。何を言っても僕は受け止める |
| 魔法少女アオバ | …… |
| 少年マッカート | …けど？ |
| 魔法少女アオバ | ……うん、うれしかった、けど |
| 魔法少女アオバ | でも…… |
| 少年マッカート | ユキサさんが元気なってくれて、嬉しかった？ |
| 魔法少女アオバ | ……後悔なんて、してないよ |
| 少年マッカート | 君は、ユキサさんを治したことを後悔しているのかな？ |
| 魔法少女アオバ | ………… |
| 少年マッカート | ユキサさんは、クロナちゃんを選んだ。それだけ………でもアオバちゃん |
| 魔法少女アオバ | ……私の方が、黒那ちゃんよりも先にユキちゃんと知り合ってた。 …………あぁ、それがいけなかったのかな。会うのが、早すぎたのかな。 |
| 少年マッカート | 僕には分からないよ。分かるのはユキサさんだけさ |
| 魔法少女アオバ | ……何が違うんだろうね、私とクロナちゃん |
| 少年マッカート | 出来なかったんだね。もう付き合っていたから |
| 魔法少女アオバ | でも知ってるんだ。ユキちゃんが私のこと、妹にしか思ってないこと |
| 魔法少女アオバ | ……しようと思ったけど、その時には、もう |
| 少年マッカート | あぁ…君は、告白は出来なかったの？ |
| 第一犠牲者 | 人生って、信用勝負だよな。俺も勝ってみたいよ |
| 魔法少女アオバ | でも、黒那ちゃんと笑ってるユキちゃん見てたら、胸がすごく苦しくなって |
| 魔法少女アオバ | ……ユキちゃんが幸せなら、それでいいって思ってた |
| 少年マッカート | うん、うん |
| 魔法少女アオバ | でも、治った後、ユキちゃんは友達の黒那ちゃんと付き合うことになって |
| 魔法少女アオバ | ……ユキちゃんが怪我したって聞いて、それはもう治らない怪我だって知って、助けたくて、 |
| 少年マッカート | それで君の心が少しでも救われるならさ。アオバちゃん |
| 少年マッカート | いいよ、僕でいいなら話を聞くよ |
| 魔法少女アオバ | そう、ユキちゃん。 |
| 魔法少女アオバ | ……あのね、私には好きな人がいたの。 |
| 少年マッカート | ユキサさんを諦めることが出来ないんだね |
| 少年マッカート | お疲れ様。アオバちゃん |
| 魔法少女アオバ | …… |
| 少年マッカート | それはきっと僕のせいだろうね、イディオくん |
| 魔法少女アオバ | ……お疲れ様 |
| 少年マッカート | そんなことはないよ。アオバちゃん。僕は人を救って幸せだった |
| 少年マッカート | 自決…それをかぶる罪は、僕だけで |
| 少年マッカート | あぁだからこそ僕は死にたかった。シャドウになった自分を憎んだ |
| 少年マッカート | 君は、どうしてそんなに優しいんだろうね |
| 少年マッカート | 皆の手を汚したくないから、僕は… |
| 少年マッカート | これで良いんだ。これでいい |
| 魔法少女アオバ【のこっち | 少年マッカート【イカ娘 | ||
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